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2024.08.01
”ナラ枯れ”薪でつくる巨大ランドアートプロジェクト@生田緑地| VOL.1 8月24日(Sat) |1000本の薪を藍染しよう!
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VUILD Place LabのWEBページでは、デジタルとサステイナビリティをテーマに、メンバーが記事を投稿しています。
今回は、メディアでも注目を集めた「EMARF scan」を紹介していきます!
「EMARF scan」は、市場で流通が困難な非規格木材をスマホのカメラで読み込むだけで即時データ化し、ブラウザ上で管理・販売(※1)することができる新サービスです。
個性的で市場に出回りづらかったもったいない木材と設計者やデザイナーとのつながりをつくり、木材の多様な魅力を活かし、新たなデザインや建築の可能性を広げていくことを目指しています。
(※1:決済機能はα版の試験運用後に追加検討予定。)
木材には個性があり自然の風合いや美しさにも差があります。
個性を持った木材たちは、「規格材」にしづらい。自然の強さを感じさせる根曲がり材も、樹齢100年越えの大径木も、綺麗な節が映える材木も、これまでは市場価値がつけられず、ほとんどの設計者やデザイナーは不揃いで個性的な木材にアクセスすることができませんでした。
しかし、「EMARF scan」により、そのような木材をデザイナーや設計者にダイレクトに情報として提供することが可能となり、木材の個々の特性や品質を正確に把握し、木材の個性をデザインに組み込むことができるようになります。
これまで市場に流通しづらかった木材に新しい需要が生まれることで、森林資源の有効活用が促進され、過剰伐採や環境への負荷も軽減できます。また、材木データのデジタル化により、材料の効率的な使用や廃棄物の最小化することも可能です。
「EMARF scan」は、木材の多様性や持続可能性を最大限に生かした、独自のデザインや建築プロジェクトを生み出す可能性を秘めています。
VUILD Place Labでは、創造性と持続可能性が融合した未来のデザインの実現を目指し、新しいマテリアルの研究や、実際に伐採現場を見学し、その場でみつけた材料を「EMARF scan」でデータ化し、ラピットプロトタイピングをするワークショップやツアーを実施しています。
「EMARF scan」の活用はまだ始まったばかり。持続可能な産業としての木材利用や環境への配慮に貢献し、デジタルとサステイナビリティの融合を推進するあたらしい企画、デザイナーや設計者と木材供給業者とのコラボレーションにピンと来た方はぜひお声がけください。
2018年千葉大学大学院卒業。2022年4月よりVUILDにジョイン。これまではフリーランスとして、コワーキングスペース運営や、シェア工房のワークショップ・イベント企画などを中心に、ハードとソフトをつなぐ場づくりに携わってきたので、ワークショップやイベント企画に絡んでいることが多めです。「つくるをひらく」をテーマに、関わり合いのあるものづくり体験をつくっていけたらいいなと思っています!趣味はキャンプと美味しいごはんを食べることです。たまにイラストの仕事もしていて、人と出来事をイラストパースに落としこむのが好きです。
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